バレンタインデーに向けて2。
新緑も目覚めんとするうららかな昼下がり。
カウンターにはオオカワ選手とノゾミ選手。
オ「・・・・・・」
ノ「・・・・・・」
オ「・・・・・・」
ノ「・・・・・・」
共に働く仲間。
すでに言葉のやりとりなど必要ありません。
こんな穏やかな昼下がり
和やかな空気が2人を包みます。
ノ「あの、、、」
オ「はい。」
ノ「直樹さんて」
オ「はい。」
ノ「化粧水とか付けてますか??」
オ「いや、つけてないっす」
ノ「、、、、そうですよね。」
オ「・・・・・・・」
ノ「・・・・・・」
穏やかな日々です。
化粧水の話が不意に出てくるくらいには和やかムードです。
所変わって先日
オオカワ選手にはとても可愛い彼女がいます。
彼女選手「ねぇねぇ」
オオカワ選手「はい。」
彼女選手「粉吹いてる」
オオカワ選手「はい。」
オオカワ選手「。。。はい??」
彼女選手「粉吹き芋みたい。」
粉 吹 き 芋 ?!
腹でも減ったのか彼女よ。
どうみたら僕を
こんなマッシュなものと間違えるんだ。
オ「芋に似てる??」
彼「ううん、ほっぺ。」
オ「(ほっぺ??)」
彼「見てみ」
粉 ふ い て る
粉吹いてました。
あの時のノゾミ選手もきっとこれを伝えたかったのでしょう。
芋が粉吹きながら春の訪れを感じている時に
ノゾミ選手はオオカワの芋っぷりを密かに嘆いていたのです。
( ͡° ͜ʖ ͡°)「この人粉吹いてる」
オオカワ粉吹いたまんまじゃいけません。
美容師ですから。
ツヤツヤしてなけりゃなりません。
オオカワ芋は卒業です。
立派な大豆になります。