走る哲学。

何冊かあるオオカワのバイブルの中でメンタリティ部門にて揺るぎない地位を確立する

 

為末大氏の

 

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【走る哲学】

 

「因果は突き詰めると存在しない。ただそれだけがある。この理屈のなさを前にした時、人はやるせない怒りに見舞われる。自然には理屈はなく、理由もない。

 

本来は冷たく理不尽な世を人が温めている。それが温かいと思う。

因果はない。説明もできない。意味もない。その苦しさに耐えかねて人は何かにすがる。

 

すがったところで答えはない。ただ問いだけがある。ただ今だけがある。到達もできない。納得もできない。淡々とはっきりしない途中を生きるしかない。

 

深いところで相手の苦しみは分かり得ない。わかっていると勘違いしない。わかろうとする事しか出来ないと知っておく。

それが相手を尊重するという事だと思う。」

 

 

 

なるほど。

 

 

さすがメンタリティ部門のバイブル。

 

 

噛み締めて眠ります。